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特報! 007 / ノー・タイム・トゥ・ダイ

 

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007 NO TIME TO DIE

ダニエル・クレイグ最後のジェームズ・ボンドの魅力を解剖する。007シリーズ25作目は、グレイグ最後のボンドと言われているだけに、作品にかける意気込みも今までとは違う。

      youtubeより

 

監督には、シリーズ初となるアメリカ出身の映画監督キャリー・ジョージ・フクナガを迎えて制作された。敵役には、「ボヘミアン・ラプソディ」で第91回アカデミー賞主演男優賞を獲得したラミ・マレックを起用した。00(ダブルオー)のコードネームを持つMI6の女性エージェントには、ラーシャナ・リンチが登場する。今回の007は今までの007映画とは大きく異なり最高の007作品になると前評判は高い。

ダニエル・クレイグの007は、これで第5作目になる。

2006年007/カジノ・ロワイヤル

2009年007/慰めの報酬

2012年007/スカイフォール

2015年007/スペクター

2020年007/ノー・タイム・トゥ・ダイ

前作から5年というグレイグ版007としては、最長のブランクを置いての復活である。それがけに007ファンの期待も想像以上に大きいといえるだろう。当初は、2020年の4月公開を予定されていたが、さまざまな事情から11月公開に延期された。007映画の見どころを紹介したい。

 

007再び

物語は、前作スペクターとの闘いの後、現役を退き平和にジャマイカで暮らすジェイムズに新たなミッションが届くことから始まる。引退したジェイムズが、再び任務に就くことになる。ジェイムズにミッションを持ち掛けたのは、旧友フィリックス・ライター「007/慰めの報酬」にも出てきたCIA出身の友人であった。その依頼の内容とは、誘拐された科学者を救い出すというものだった。現場復帰をすることになった007が組んだのは、MI6の女性エージェント/ノーミだった。そして、彼を待ち受けるのは危険な最新テクノロジーで武装した謎の敵だった。

 

007は世界を駆ける

ダニエル・クレイグ版のジェームズ・ボンドは、世界を駆け巡って任務をこなしている。現在までの各作品では、どこをどう飛び回ったのか?その軌跡を作品ごとに調べてみた。こうして見てみると007シリーズが、単なるスパイ映画ではなく極上のエンターテイメントであることがわかる。一般人が行けないような世界をも映画の世界で見せてくれるのである。さらに世界の有名な観光地も随所に出てくる。かつてのシリーズがそうであったように、この映画を見てぜひその場所に行ってみたいという気持ちを観客に起こさせるのもこのシリーズならではの現象といえるかもしれない。さらにダニエル版第4作目の「007/スペクター」では、撮影のためメキシコの祝祭祭「死者の日」をエキストラなども使い本物そっくりに再現して撮影を行っている。本物の「死者の日」に撮影されたと思った人も多かった作品である。

 

●カジノ・ロワイヤル(2006)


この作品では、ボンドがMI6から殺しのライセンスを得て昇格することが一つの大きなポイントである。MI6とは、イギリスの諜報機関である。MIとは、ミリタリー インテリジェンス ナンバー6の略である。こうした秘密情報機関は世界各国に存在している。アメリカのCIA(中央情報局)やイスラエルのモサドなどは有名である。日本では、内閣調査室(通称:内調)がこれにあたると言われているものの、海外の機関とは内容に大きな違いがあると指摘される。内閣調査室は、Cabinet Intelligence and Research Office JAPAN を略してCIRO(サイロ)と呼ばれている。この作品で00(ダブルオー)つまり殺しのライセンスを得るため、通常「カジノロワイヤル」の前に007という名称をつけない。

 

チェコ(プラハ)
MI6の内部情報を売っていた裏切り者を抹殺。殺しのライセンス(ダブル・オー)の資格を持つエージェントに昇格する。

 

マダガスカル
爆弾を背負った男を追跡する。男は、某国の大使館に逃げ込む。ボンドはその男を倒し、そこで爆発を起こす。

 

イギリス(ロンドン)
某国大使館を騒がせたためボンドは、Mから大目玉。爆弾犯の携帯電話の解析から「エリプシス」という謎の人物を追うことになる。

 

バハマ(ナッソー)
「エリプシス」の正体は、国際的な武器商人であった。その武器商人とカジノで勝負して、打ち負かす。またその妻に接近することで極秘情報を入手する。

 

アメリカ(マイアミ)
国際空港でお披露目される大型旅客機を狙った爆破テロを阻止するために、ボンドは空港で大立ち回りを演じる。その後一度、バハマに戻る。マイアミからバハマは目と鼻の先である。マイアミには、かの文豪ヘミングウェィの別荘がある。

 

モンテネグロ
ヨーロッパ南東部、バルカン半島に位置する共和制国家。首都はポドゴリツァ。テロ資金を運用するル・シッフルとカジノでポーカー勝負をして勝つが、拉致され拷問を受ける。壮絶だった拷問の傷を癒すべく療養する。モンテネグロに同行した財務省の女性ヴェスパーと再会し愛し合う。

 

イタリア(ヴェネチア)
ヴェネチアの水没しつつある建物内で敵と死闘を繰り広げる。ヴェスパーが死亡。湖畔の地で犯罪組織の幹部を狙撃する。

 

●007/ 慰めの報酬 (2008)


前作で殺しのライセンスを得たジェームズ・ボンドは、この作品よりタイトル前にも007の名称が使われ「007/ 慰めの報酬」というタイトルになっている。アメリカでの公開は、2008年だったが、日本では2009年の正月映画として公開される。この作品でボンドは、南米の砂漠を巡る巨大な陰謀を暴いていく。

 

イタリア(シエナ)
MI6に内通者がいたため、拘束していた犯罪組織幹部ホワイトに逃げられる。

 

イギリス(ロンドン)
内通者の自宅をMたちと捜索する。内通者が所持していた紙幣から組織と繋がる「ストレイト」という人物の存在を知ることになる。

 

ハイチ(ポルトープランス)
「ストレイト」を追ってハイチへ飛んだボンドは、慈善団体の代表を名乗るグリーンが怪しいの睨んで調査する。

 

オーストリア(ブレゲンツ)
オペラ会場でグリーンを見張るボンドは、グリーンと各国の要人との密談を盗聴する。しかし英国大使のボディガード殺害の濡れ衣を着せられるはめになる。

 

イタリア(タモーラ)
ボディガード殺害の疑いをかけられたボンドは、かつての協力者マティスに助けを求める。

 

ボリビア(ラパス)
ボンドは、グリーンと組んで政府転覆を狙っている将軍を恨んでいるカミーユと手を組み一味の陰謀を阻止する。

 

ロシア(カザン)
ボンドは、ヴェスパーを操っていた元恋人をロシアで捕らえ、Mに引き渡した。その後一連の事件を片付けたボンドは、正式にMI6に復職する。

 

●007/スカイフォール(2012)


ボンドの上司であるMにかつて忠誠を誓ったエージェント(シルヴァ)がいた。しかし彼は、ある事件をきっかけに悪に染まり、MI6をテロの標的にする。ボンドは、彼の陰謀を阻止できるのか。

 

トルコ(イスタンブール)
ボンドは、NATO諜報員の情報を奪った犯人を追跡する。列車の屋根で格闘するボンドであったが、味方のエージェントイヴの誤射に被弾し、河に転落。死亡したと判断された。

 

イギリス(ロンドン)
殉職したと思われていたボンドは生きていた。身を潜めていたボンドであったが、MI6爆破のNEWSを知り、再びMI6への復帰を決断する。復帰テストを受け、エージェントとして現場に。

 

中国(上海)
機密を奪った犯人を高層ビルで追い詰めるボンドであったが、犯人は死亡する。彼が所持していたカジノのチップを手掛かりにマカオに飛ぶ。

 

中国(マカオ)
MI6のイヴと再会する。その後ボンドは、高級カジノで、犯人の雇用主につながる謎の女セヴリンと接触する。

 

イギリス(ロンドン)
Mに恨みをいだく元MI6エージェントのシルヴァを拘束する。しかし独房から脱走したシルヴァは、査問委員会で証言中のMを襲撃する。そのためボンドは、Mを連れてロンドンを出た。

 

イギリス(スカイフォール)
故郷のスコットランド、スカイフォールでシルヴァを迎撃する。エンディングの場所はロンドン

 

●007/スペクター(2015)


宿敵スペクターのNo.1とボンドが激突する。メキシコの祝祭祭「死者の日」にテロリストを追うボンド。事件は、メキシコを振り出しにして全世界へ

 

メキシコ(メキシコシティ)
テロリストのスキアラを追跡する。国際犯罪組織スペクターの紋章入りの指輪を奪う。

 

イギリス(ロンドン)
新任のMに、メキシコでの独断行動を責められ停職。追跡用チップを体に埋め込まれることに。

 

イタリア(ローマ)
先代Mの遺言でスキアラの葬儀に出席するボンド。彼の妻からスペクターの会合が開かれるとの情報を得て、会場に潜入を試みる。

 

オーストリア(アルタウスゼー)
ボンドは、旧敵ホワイトに会う。そして、スペクターの情報と引き換えに、彼の娘であるマドレーヌを組織から守ることを約束をする。

 

モロッコ(タンジール)
ホワイトから得た情報をもとに「アメリカン」という名前を冠したホテルへ向かう。隠し部屋で砂漠のある地点をしめす座標の情報を得る。

 

北アフリカ(砂漠)
マドレーヌと共に砂漠に建つスペクターの秘密基地へ潜入する。スペクターの首領プロフェルドと対面する。ボンドは、そこで彼らの世界的情報監視網を知る。


イギリス(ロンドン)
帰国したボンドは、スペクターの企みを阻止するためにMI6の仲間たちと奔走する。さらにマドレーヌを拉致したブロフェルドと対決する。

 

●007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2020年秋予定)


これが、ダニエル・クレイグ最後のボンド(007)になる!
詳細はまだ明かされていないが、前作から5年という歳月を経て、今回の007では、ボンドシリーズの集大成となる作品に仕上がった。監督は、シリーズ初のアメリカ出身、キャリー・ジョージ・フクナガが担当した。ボンドの敵役「サフィン」役には、『ボヘミアン・ラプソディ』で第91回アカデミー賞主演男優賞を獲得したラミ・マレックを迎え、“00”のコードネームを持つ女性エージェント「ノーミ」訳には、「キャプテン・マーベル」のマリア・ランボー役で知られるラシャ・リンチを起用した。今回、ボンドはMI6を引退しジャマイカで穏やかに暮らしているシーンから始まる。そんな平穏な暮らしを謳歌していたボンドのもとに、旧友ライターから職場復帰の願いが舞い込む。友人の頼みに現場復帰を決意したボンドは、一路ジャマイカからキューバに向かうのであった。今回もボンドは、キューバを振り出しに世界中を駆け巡る!