岐阜市の陸上自衛隊の射撃場で、きょう午前9時ごろから射撃訓練がはじまりまもなく、男性隊員が自動小銃を発射し、3人が負傷した。3人は病院に運ばれたが、防衛省によると、守山駐屯地所属の25歳の自衛官の死亡が確認された。また、1人が心肺停止の状態となっている。 銃で撃たれたのは、50代の男性隊員と、20代の男性隊員2人。 自動小銃を発射した隊員は、その場で取り押さえられ、殺人未遂の現行犯で逮捕されたという。逮捕されたのは、18歳の自衛官候補生の男。当時、現場の射撃場では訓練が行われていて、逮捕された男は、他の隊員に向けて発砲したという。日野基本射撃場は、岐阜市日野南にある陸上自衛隊の第10師団が管理する屋内にある射撃訓練場で、主に第10師団に所属隊員が、自動小銃・拳銃の訓練の際に使用する場所である。